a. hartrodt社とWiseTech Global社は、統合型クラウドベースの物流実行プラットフォーム「CargoWise」を100カ所以上に渡るa. hartrodtのグローバルネットワーク(物流スタッフ総数2,000名+)に展開することを発表した。

48カ国に渡りオペレーションを展開するa. hartrodt社は、自動車、食品および飲料、医療、工業製品、石油およびガスを含むさまざまな部門に渡る物流ソリューションに特化している。「CargoWise」のグローバルソリューションは、貨物輸送、通関、倉庫業務およびオーダー管理業務のサポートに導入される予定である。

a. hartrodt社の取締役社長であるAndreas Wenzel氏は「当社では業務すべてに渡り、顧客に完璧なサービスを提供することを重視している。世界中100カ所に渡り取引をしていると、我々が顧客の成功に貢献し続けるためには、グローバルな拡張性があり、また当社のチーム間のコミュニケーションを向上し、オペレーション全体に渡ってより良い可視性が得られるシステムが必要なことがとても明確になってきた。

CargoWiseは、その広範な機能性で、いつでも、どこからでもアクセス可能な単一で使いやすいプラットフォームを当社に提供してくれる。a. hartrodtでは、輸送や通関から倉庫業務、ピッキング、梱包、そして流通にいたるまで顧客の輸送および物流全般のニーズを引き受けて管理している。

リアルタイムの可視性がある統合型システムを導入することで業務効率が向上し、当社社員が強化されるだけでなく、サプライチェーン全体に渡る当社の計画力が向上するであろう。

当社の将来を見据えた業務に取り組むにあたり、CargoWiseの導入で、新しく設立された当社の多重冗長性を備えたハイパーコンバージドインフラ(HCI:仮想化基盤インフラ)データセンターが完璧なものとなる」と述べた。

アジア、南米、北米、オセアニア、ヨーロッパにおけるa. hartrodt社のオペレーション全体に渡るCargoWiseのグローバル展開は、段階的導入を踏み、2023年3月までに完了予定。

WiseTech Globalの創設者兼CEOであるRichard White氏は「グローバルオペレーション全体にCargoWiseを展開し、サプライチェーンの効率をデジタル化を介して向上させるというa. hartrodt社の決断を喜んでサポートする。CargoWiseの高度な機能性で、同社はリアルタイムのデータにいつでもアクセスでき、生産性が向上し、将来的計画を推進できるであろう」と述べた。

160ヵ国でライセンス付与されているCargoWiseで、物流サービスプロバイダーは、貨物輸送、通関、倉庫業務、発送、貨物追跡、陸上輸送、eコマース、国境を越えたコンプライアンスといった領域で、非常に複雑な取引を実行することが可能となり、複数のユーザー、機能、国、言語、通貨に対応する単一データベースで業務を管理することができる。 

 

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