WiseTech Global (ASX:WTC)が提供するオンライン学習プラットフォームであるWiseTechアカデミーは、この度CargoWiseの認定資格コースへのアクセスを一般向けに無料で公開した。これにより、求職者は物流業界で求められているスキルを習得し、同業界で就職するのに役立てることができる。

「WiseTechは継続的なスキル開発を通じて、物流業界により多くの人材を惹きつけ、デジタルトランスフォーメーションを支援することに尽力している。これまで、CargoWise認定プログラムを受講できるのは、CargoWiseを使用する当社顧客の従業員に限られていた。しかしこの度、同学習プログラムを一般公開することで、当社は求職者がこの非常に需要の高い認定資格を取得し、物流業界の雇用主にとってより魅力的な人材となるのを支援する」と、WiseTech GlobalでWiseTechアカデミー代表を務めるTudor Maxwell博士は述べる。

「CargoWiseは、181カ国にわたる世界最大級のグローバルサービスプロバイダーの多くが使用する物流ソフトウェアだ。そのため、CargoWiseの認定資格を有する求職者は、多くの組織において新たな即戦力となる準備ができていることを意味する。これはキャリアをスタートさせたばかりの人にも、物流部門への中途転職を考えている人にも言えることだ。国際貿易は現代世界の柱の一つであり、物流部門は商品をある場所から別の場所に移動させることで、この柱を支えている。こういった理由から、サプライチェーン物流でのキャリアはすばらしい選択だと言える」

CargoWise認定プログラムはすべてオンラインで提供されており、自分のペースで進めることができるため、受講者は年間を通じていつでも開始および終了することが可能だ。学習教材には、インタラクティブなツール、ビデオ、簡単なクイズ、およびコミュニティフォーラムが含まれており、そのどれもが受講者が学習した内容を統合して応用できるよう設計されている。

認定資格は順番に取得でき、CargoWise認定オペレーター(CCO: CargoWise Certified Operator)から始まり、CargoWise認定スペシャリスト(CCS: CargoWise Certified Specialist)へと進み、最後はCargoWise認定プロフェッショナル(CCP: CargoWise Certified Professional)という最高レベルの認定に到達することができる。

WiseTechアカデミーはオーストラリアの登録訓練機関(RTO: Registered training organization)であり、業界をリードするクラウドベースの物流実行ソフトウェアシステム、CargoWiseの開発者であるWiseTechの深い業界知識が集約されている。CargoWiseはグローバル・フレイト・フォワーダー上位25社すべて、および3PLプロバイダー上位50社のうち45社で使用されており、現在、3万7000人以上がCargoWise認定資格を有している。WiseTechアカデミーが提供する全コースの詳細は、WiseTechAcademy.comから閲覧することができる。